通勤電車の中で書くブログ

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色の三原色と光の三原色が違うのはなぜ?④最終回

前回(https://donou.hatenadiary.com/entry/2020/06/17/194636)は色の三原色の話の途中で終わってしまっていたので続きをやっていく。


前回はこういう話だった。すなわち、「色というのは、「どの色の光を吸収するか」によって決まるものなのである。そして、それはつまり、赤、青、緑の三色の光をそれぞれどれだけ吸収させるかを自由に決められれば、全ての色を表すことができるということだ。」

 2色の光を混ぜると、その2色の光の両方が目に届いて、脳内で別の色に変換されるが、2色の色(絵の具)を混ぜると、両方の絵の具に吸収されなかった光の色だけが見える。

だから、絵の具で全ての色を表そうとすると、必要な三色は「赤、青、緑」ではなく、「赤だけを吸収する色、青だけを吸収する色、緑だけを吸収する色」の三色となる。でないと、光の吸収させ方を自由に調整できないからだ。そしてこの三色こそが色の三原色と言われる「シアン、黄色、マゼンタ」なのである。

・・・これで謎が解けた、ということになるのだが、いまいち納得のいく解答になっていない気がする。自分としては調べて理解したつもりだが、腑に落ちる説明をするのは結構難しいものだ。かと言って、これからさらに言葉を重ねて説明する気力もなくなったので、この辺で終わりにする。いつか気が向いたら図とか、追加するかもしれないけど。

 

ところで、色の関連で「なぜ黄色が特に明るく見えるのか」「なぜ新鮮な魚の刺身は虹色に見えるのか」という疑問が浮かんできており、またいつか調べてみても面白いかもしれない。

 

以上