通勤電車の中で書くブログ

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未経験者がUnityでスマホゲームを作る2

前回はUnityをインストールし、本に従いカニの画像をランダムに移動させるだけのものを制作した

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当然、カニがランダムに動くだけではゲームとは言えない。やはりボタンなどの操作通りに動くようにする必要がある。いつもの本を開き、横スクロールアクションのゲームを作る章を参考に、ボタンを押すことでカニが左右に動くような形にしてみよう。

 

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ただ、カニを動かせるようにする前に、舞台を作る必要がある。舞台と言っても、細かく作り込むわけではなく、Windowsに搭載されているただのペイントソフトを使い、青い空の背景と、地面としての茶色い四角形の塊の絵を描く。これらの画像も、カニと同様、assetという箱の中に入れ、Unity内で使えるようにした上で、画面内に配置する必要がある。まず背景のレイヤーを作り、そこに空の画像を置き、ちょうど画面に収まるような大きさに調整した。空の画像が1番前にあるとカニが見えなくなるので、表示順のところに数字を入れ、後ろ側になるようにする。次に地面だが、これはカニが地面の上に乗るようにする必要があるので、カニと同じレイヤーに配置する。

 

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これでカニ、空、地面が配置された状態が完成した。まだカニは空中に浮いた状態なので、現実世界らしく、重力を反映させたい。カニを選択し、物理特性を付与する。これは思いの外簡単で、重力を与えるために必要なのは重力の強さを示す数字を入力するだけだった。また、カニが他の物体にぶつかる時にすり抜けないようにするため、ぶつかる特性も付与した。

この状態でゲームを再生してみるとどうなるか。やってみると、確かに重力が発生し、浮いていたカニはすぐさま地面に向けて落下した。•••と思いきや、地面もすり抜けて画面外に消えていってしまった。

 

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先ほどカニにぶつかりの特性を付与したが、地面の方にもぶつかりの特性を付与するべきなのだった。地面にも同様の操作をすると、見事にカニは地面に着地するようになった。

 

つづき↓

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